運動音痴の僕でも3年以上続いている挫折しない自宅筋トレ法×三食食べても毎月痩せる!リバウンドしないダイエット法

運動音痴で筋トレがろくに続かなかった僕でも自宅で3年以上継続出来るようになった経験を活かして【運動音痴でも女性でも挫折しない自宅トレーニング法】と【三食食べても痩せれるダイエット法】を紹介しています!

太るメカニズムを大公開!脂肪の構造と油の恐怖【太らないための脂質の知識③-1】

こんにちは!たくちゃんです!
 
さて、今回は脂肪の構造について
ご説明致します。
 
この記事を読めば、
いかに脂質………
 
つまり余計なアブラを摂り過ぎたり、
食べ過ぎる事がコワい事か、
よくわかります。
太るメカニズムがわかります。
 
特にダイエットされてる方には
絶対読んで頂きたい内容です。
 
それではご説明致します!
 
 
脂肪の構造は?
 
 
脂肪のほとんどはこのように、
肪細胞という入れ物の中に、
“脂肪滴”という状態で
収められており、
 
コレが所謂
中性脂肪と言うモノです。
 
中性脂肪の本来の働きは、
栄養を貯めておく事です。
 
①でご説明したように、
脂肪1gに蓄えられるエネルギーは
9kcal効率が良く、
 
体重70kgの男性の場合、
カラダを動かすエネルギー源の
約85%も占めています。
 
 
利用し切れなかった糖質は、
どんどん脂肪に変えて
この脂肪細胞の中に
中性脂肪としてため込んで行きます。
 
 
例えると
脂肪滴は貯金箱であり、
 
 
タンパク質と糖質が
千円札なら、
脂質は一万円札です。
 
そら脂肪を
どんどんため込むのも
無理は無いですよね(笑)
みるみる貯金が貯まりますし(笑)
 
しかし、
ココに大きな落とし穴が
あるのです。
 
 
太るってどういう事?
 
十分なアブラが体内に
蓄えられている場合、
 
脂肪細胞は脂肪滴
パンパンになり、
 
核細胞や
エネルギー生産工場である
隅っこに押しやられます。
 
▲通常、適した形は左のような感じだが、
    必要以上に脂質を取り込むと膨張していき、
    脂肪細胞は右のように脂肪滴=中性脂肪
    パンパンになっていく。
 
 
この脂肪細胞は
最大で3倍ほどまで
膨れ上がるそうですが、
 
それ以上膨らむと
破裂してしまう恐れがあるので、
元の3倍ほどまでしか膨らみません。
 
ではそんな状態の中で
さらなる脂が体内に入ると
どうなるのかと言うと、
 
 
この脂肪細胞が分裂して、
その分裂した分の
脂肪細胞の中に
中性脂肪が蓄えられます。
 
 
謂わば貯金箱が
パンパンになったので、
もう一つ買い足したような
状況です。
 
 
しかし、
そこへさらに脂肪が体内に
入ってくると、
 
また増えた脂肪細胞にも
蓄えられる量に限界が来ます。
 
 
すると、また分裂して、
新たな脂肪細胞に
中性脂肪を蓄えていきます。
 
 
しかし、
そこへさらに脂肪が体内に
入ってくると、
 
 
また分裂して細胞を増やして、
中性脂肪を蓄えて・・・
 
 
………と、
このように繰り返されると、
どうなるのか、
もうおわかりですね?
 
 
アナタのカラダは、
中性脂肪でいっぱい、
体脂肪でいっぱいになります。
 
 
つまり、
太ります。
肥満になります。
 
 
なので、食べ過ぎ、
特にアブラの取り過ぎ
いけないのです。
 
 
そして、
これだけではありません。
 
 
脂肪細胞は
ホルモンの分泌を促す
機関でもあるのですが、
 
脂肪細胞の数が増えると、
そのホルモンの中でも
悪玉のホルモンが増えて、
 
血糖値を下げてくれる
インスリンの働きを悪くし、
糖や脂質の代謝異常を促します。
 
それだけでなく、
血圧も上がり、
 
それによって
炎症が出来やすくなって、
血栓が溶けにくくなります。
 
 
すると次第に
生活習慣病を引き起こし、
 
糖尿病や高脂血症などの
命に関わるような疾患も
引き起こしてしまいます。
 
そして脂肪細胞が増えて、
大きくなることで
悪玉の数はさらに上昇。
 
もうこうなると
お腹はポッコリ丸く出て、
他の部位もそれはそれは
脂肪でブヨブヨでしょう。
 
 
そう、
コレこそが、
メタボ
なっていく経過です。
 
 
そして今日は
これだけで終わりません。
さらに恐い話が続きます。
 
 
異所性脂肪の恐怖
 
ある部位だけに
たくさん脂肪が蓄積される状態を
異所性脂肪と言います。
 
この異所性脂肪で
最も有名なのが脂肪肝で、
 
 
コレは本来、
肝細胞のスペースに脂肪が
入り込んでしまっている状態で、
 
こうなると肝機能障害
引き起こされます。
 
こうなる原因は
主にアルコールの摂り過ぎ、
つまりお酒の呑み過ぎです。
 
 
まずアルコールには
肝細胞が脂肪に置き換わる
脂肪変性の作用を持っています。
 
そしてアルコールのカロリーは
1g辺り7kcalと、
じつは糖質以上に多いのです。
 
だからお酒の呑み過ぎは
太るのです。
 
 
さらに、アルコールの他にも
気をつけたいのが糖質の中でも
果糖と呼ばれるもので、
 
果糖の約80%は
肝臓ですぐ中性脂肪に変わってしまい、
脂肪肝を促進させるのです。
 
 
果糖と言えば果物ですが、
しかし糖質の記事でご説明したように、
果物にはビタミン・ミネラルが豊富で、
 
さらにスポーツ時の
エネルギー補給としても
良質な糖質である事は間違いありません。
 
果物程度なら、
食べすぎさえしなければ、
むしろカラダに良いのです。
 
 
では何がダメなのかと言うと、
缶コーヒーや
ジュースです。
 
コレらには
非常に多くの果糖が
使われている場合が
多いので、
 
喉を潤すために
飲むのではなく、
あくまで嗜好品として
嗜む程度に留めましょう!
 
 
・・・さて、
何だかココまで読み切ると
脂ってコワいな………と、
不安に思われたでしょう。
 
しかし、
じつはもう一つ
イイ脂肪細胞があるのです!
 
 
次回は
そのイイ脂肪細胞ついて
説明します!